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      安ヵ川 大樹 (b)  
        1967年西宮市生まれ。1989年第19回山野ビッグバンドコンテスト最優秀賞を受賞。明大卒業後、ジョージ大塚、故本田竹広、故日野元彦らのグループ で活動。2002年EWEよりベースソロ、ピアノトリオ2枚のリーダーアルバムを発表。2004年、NHK夢音楽館 にピアニスト小曽根真氏とデュオで出演。2006年小曽根真No Name Horses のレコーディングに参加。2008年自らのレーベル「D-MUSICA」を立ち上げ、これまでに40余の名盤を世に送り出す。参加CDは国内外合わせて 100枚を優に超える。2010年、2011年、台中ジャズフェスに招聘され2万人のスタンディングオベーションを受ける。2012年2月 NHKBS 情報番組エルムンドに5日間リーダーユニットで出演。2012年、2013年 JAZZPAGE人気投票ベーシスト部門2年連続第一位。 2012年から3年連続で岡山ルネスホールにて N響首席コントラバス奏者、東京芸術大学客員教授 吉田秀氏とジョイントコンサートを行い大好評をはくす。美しい音色、強靭なビートとリズム感を兼ね備えた、現在、最も注目されているベーシストである。  
        
       田窪 寛之 (p) 
1981年生まれ。4歳よりピアノを習い始める。中学の頃に、Bill Evansの音楽に出会い、ジャズに興味を持ち始める。クラシックを習う傍ら、ジャズを独学で学び、色々な人との出会いを通じて、高校卒業後、渡米を決意。 2000年9月に渡米。ボストンのバークリー音楽大学に入学する。アメリカでのセッションやライブなどの音楽体験が、今現在の自分の音楽の基盤になっている。  2004年、バークリー卒業後、ロイヤルカリビアン社のカリブ海クルーズの客船の中で半年間ピアニストとして演奏活動をする。 半年の契約を終えた後、2005年4月に帰国。  2009年横浜ジャズプロムナードのジャズコンペティションで山田拓児クインテットのメンバーとしてグランプリを受賞。 ライブを通じて、さまざまなミュージシャンやバンドと関わりながら、自己の音楽性を高めるべく活動している。  
        
      橋本 学 (ds)  
        1976年生まれ。中学校吹奏楽部にてドラム・パーカッションを始める。 大学入学後モダンジャズ研究会にてジャズ・フュージョン活動を開始。 在学中にリットーミュージック社ドラムマガジン誌上ドラムコンテスト'98にて 「TOSHI・NAGAI賞」を受賞。 卒業後、インディーズバンド「GANA LOU」「STAY」を経てフリーランス活動へ。2001年横浜ジャズプロムナード・コンペティションにて西本康朗カルテットでグランプリ受賞。  2005年〜2013年まで橋本 学trio (伊藤志宏piano、織原良次fretless-bass)を主宰、作・編曲を手がける。 2010年、台湾・台中Jazz Festivalにて公演。 2011年よりhuman・beatboxにも挑戦。  橋本学trioを解散の後、2013年よりソロ・パフォーマンスを毎回テーマを変えて開始、ツアーも行う。  2014年より毎回メンバーの違う初顔合わせセッション企画「橋ワタシ学」シリーズを開始。 2014年11月、スイスにて4本の公演に参加。  2015年2月、橋本学trio活動再開。 同じく2月、ミュージカル「ラブ・イズ・ミラクル」へ楽曲提供。 使用楽器面ではドラム・セットの解体と木琴・パーカッションを含めた打楽器群の再構築を進める。  2016年、長野県富士見町へ移住。中部甲信越発信の活動を開始。  近年の参加プロジェクトは、田中信正(p)"作戦失敗"トリオ、西山瞳(p)"NHORHM"、安ヵ川大樹(b)トリオ、コシミハル (vo,p,etc)"Moonray"、たなかりか(vo)"Flowers for Blossom"等。アヴァン・ポップからトラディショナル・ジャズまで、近年ではピアノ・トリオやシンガーとの共演が多い。  
      
        
  
        
      「Gentle Breeze」曲解説 
        
      
        
 1. The Birthday Song 
2007年、自分の誕生日に母への感謝の気持ちを込めて書いた曲です。このレコーディングの前にピアノトリオのサウンドに合わせてアレンジし直しました。  
  
2. Morning Lullaby  
  ピアニスト浅川太平さんのピアノの響きから触発されて出来た「友愛」をテーマにした曲です。  
  
3. Will  
  決意という意味です。ジャズサンバのリズムとシンプルな旋律に強い気持ちを託しています。  
  
4. The Water is Wide ( Traditional )  
  スコットランド民謡の名曲。素晴らしい旋律に心打たれ、レコーディング曲に加えました。  
  
5. Gentle Breeze 
森の空気をたっぷり吸い込んだ爽やかな風をイメージして浮かんだ曲です。  
  
6. Where To ( Hiroyuki Takubo )  
  ピアニスト田窪寛之さんのオリジナル。 田窪さん曰く、先行きの見えない不安な気持ちを表現したとの事です。オーソドックスな中にどことなく侘び寂びを感じる名曲です。 
  
 7. Spring Rain  
  移ろいやすい春の霧雨から晴れ間が見えた時の光をイメージした曲です。  
  
8. 浜辺の歌 ( Tamezo Narita )   
  秋田出身の作曲家、成田為三さんが1916年に作曲した唱歌。今年は楽曲が出来てちょうど100年にあたります。幼少の頃この曲を良くピアノで弾いていたことを思い出しレパートリーに入れました。  
  
9. Cheers 皆様への感謝の気持ちを曲に込めました。 このピアノトリオならではのスウィング感をお聴きください。  
  
10. Shinkirou  
  「蜃気楼の舟」という映画からインスパイアされて書いた曲です。現実と夢が交差する映像からメロディーが浮かびました。  
  
11. El Cant Dels Ocells ( A=432Hz ) ( Traditional )  
  パブロ・カザルスの名演でお馴染みのカタロニア民謡です。 今回はベースソロでしか表現出来ないA=432Hz(通常はA=440Hz〜A=442Hz)のピッチで収録しました。 以前A=432Hzのピッチは数学的に宇宙のパターンと一致しているという記事を読み、試しにA=432Hzで弾いてみたところ、単純にピッチが低いだけ でなく、コントラバスの分子一つ一つの奥底から振動しているような感覚がありました。身体に自然に入り込みやすい周波数だと思います。演奏中もプレイバッ クを聴いていても、少し眠たくなるようなゆったりした気持ちになります。(これはあくまでも僕の主観ですが。) 是非、A=432Hz のベースソロをお聴きください。 
        
        
       安ヵ川 大樹 
        
       
       
                   
       
        
      Design
       
       北川 正 (Kitagawa Design Office)  http://kitagawadesignoffice.blogspot.jp/ 
       
       
 
 
 
 
  
  
  
       
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